皮膚科の医療脱毛はエステの脱毛と何が違うのですか?
一番大きな違いは永久脱毛ができることです。
永久脱毛は、厚労省によって定められた医療行為です。
厚生労働省医政局医事課課長通知(医政医発第105号)によると、
「レーザー光線などを毛根部分に照射し、毛乳頭などを破壊する行為は医師法17条に違反する」
とされています。
医師法17条とは、簡単に言うと
「医師以外は医療行為をしてはいけない」
という法律です。
つまり、毛乳頭を破壊する=永久脱毛は、医療機関でしかできないということになります。
厚生労働省医政局医事課課長通知(医政医発第105号)によると、
「レーザー光線などを毛根部分に照射し、毛乳頭などを破壊する行為は医師法17条に違反する」
とされています。
医師法17条とは、簡単に言うと
「医師以外は医療行為をしてはいけない」
という法律です。
つまり、毛乳頭を破壊する=永久脱毛は、医療機関でしかできないということになります。
エステ脱毛の特徴
では、エステの脱毛(光脱毛・IPL脱毛)とはどのようなものでしょうか。
光脱毛は、毛の黒い色素であるメラニンに反応する光を照射することにより、ムダ毛にダメージを与えて取り除きます。
この仕組みは、医療レーザー脱毛と同じです。
しかし、エステでの光脱毛器の最大出力は20ジュール以下。出力が低いため、医療脱毛のように毛根までは照射できません。
一時的に減毛を感じることができたとしても、しばらくするとまた毛が生えてくるため、永久脱毛は不可能です。
数年間にわたり何度も何度も繰り返すことで、全体的な毛量が減る場合もあるようですが、医療脱毛に比べると確実ではありません。
エステ脱毛は本当に安い?
エステの脱毛の料金は一見手頃に見えますが、何度も何度も通う必要があり、結局はお得とも言い切れません。
実際、エステでの脱毛結果に満足できず、当クリニックに相談に来られる患者様もいらっしゃいます。「はじめから医療脱毛にしておけばよかった」と後悔するのはもったいないですよね。
>>当院の永久脱毛の料金はこちら
医療脱毛の特徴
医療脱毛では、メラニン(毛の黒い色)に反応する波長のレーザーを照射し施術を行います。
レ-ザー脱毛器の最大出力は60ジュール。毛乳頭にしっかりダメージを与えることができる強さです。
レーザーはメラニンに反応し、毛母細胞を破壊。永久脱毛の効果を得ることができます。
エステ脱毛と医療脱毛の違い
安全性で選ぶなら医療レーザー脱毛
エステの脱毛は「肌に優しい」「肌への負担が少ない」などと言われていますが、それは出力が弱いからです。
むしろ、使用する機器が医療機器ではなく、施術者にも特別な資格は必要ないことから、安全面で不安が残ります。肌トラブルが起きたとしても、すぐに治療はできません。
そのため、肌が弱い方は、脱毛施術自体を断られてしまうこともあるようです。
医療脱毛は、医師が常駐している医療機関で行います。使用する機器も医療機器で、医師・看護師など国家資格を持つ医療従事者が施術を担当します。
万が一やけどなどの肌トラブルが起きたとしても、医師がその場で適切に処置できることから、敏感肌の方でも施術可能なクリニックが多いです。
エステ脱毛 | 医療脱毛 | |
---|---|---|
永久脱毛効果 | なし | あり |
脱毛完了までの料金 | 回数と期間がかかるため、結果的に高め | 少ない回数・短期間で終わるため、安く済む |
お肌のトラブル | 治療ができない | すぐに医師による治療が可能 |
エステと医療脱毛は併用できる?
同じ部位を脱毛しないのであれば、エステ脱毛と医療脱毛の併用は可能です。
しかし、痛みが少ない当クリニックの場合、併用する必要はないでしょう。
また、毛周期の関係上、同じ部位の脱毛を同時並行しても、早く脱毛を完了できるということはありません。
銀座肌クリニックの医療脱毛
銀座肌クリニックでは、診察時に脱毛の仕組みやメリットを詳しくご説明いたします。
大切なお肌のことですから、じっくり検討したうえで選んでくださいね。
>>銀座肌クリニックの医療レーザー脱毛の特長はこちら